下地が命!

下塗り作業について

他人様を全く気にせず、好きなようにブログを綴る麻太郎です(笑)数少ない読者の皆様、いつもありがとうございます。乱暴窮まりない低レベルのブログ...慣れて戴けますでしょうか。気分を害す事もございますので、その時は見ないように...。見なければ済むこと...。何卒宜しくお願い申し上げます。

「本日の現場写真」より今日はコレを抜粋致しました。「破風」と呼ばれる木板の下塗り模様...。旧塗膜を剥離ケレンしたのは当たり前。その後の下塗りの工程の風景...。ここでも、茶色で仕上げる約束をしたにも拘わらず、一旦は真っ白に。何を塗っているかは企業秘密。公表して真似されたら区別化されんからね(笑)

写真は下塗り2回目の模様。2回では終わらないのが麻布君の下塗り...。周りの人は「この家は、破風板は白色にするんだ」と思い込む(笑)ムラの無いキレイな白になるから無理もない。ところがドッコイ、十分な乾燥期間を得てから茶色を塗る...。全現場フッ素。麻布の共通仕様。本来ならば下塗り入れずに上塗り材だけを10回塗ってピカピカにしたいところ...。その方が耐久性に優れる物理的な理由がある。しかしお客様が、負担するコストもあるからね... 下塗りを多用するつもり...。むっちゃくちゃ丈夫な塗膜になる...。

こんな事は、麻布設立以来、当たり前のようにやってきた...。さもなくば広告、宣伝、チラシ無しで次から次へとお仕事は頂戴出来ないでありましょう。ペンキ屋ですもの、塗膜にこだわらな、ただの塗装商社になっちまうよ...。見事な塗膜造成作業...益々に進化し、やり続けて参ります。

中塗り作業について

解り易いとお客様から好評の麻太郎現場ブログ...。毎日に現場にて職人が携帯電話で撮っているから、あまり鮮明な画像で無いのがタマにキズ...。ブログ用に、いちいち写真撮りに行ってられないから仕方なく使用しているところ...。本日の画像は、木部の防腐材塗布作業と外壁の上塗り作業...。麻布スタッフが必死で塗っているのが防腐材のキシラデコ-ル。

コヤツの欠点は塗料の中で成分が沈殿しやがる。沈殿塗料のパイオニア。すぐに、保存缶の中で底に沈殿しやがる。それを使いこなすには常に動かしながら、揺らしながら。新品のものは、キレイな缶に全部を移し変える。缶の中に石コロ入れてね...。撹拌時間は塗料界NO.2の認識を。NO.1は光触媒君。移し変えた缶は毎朝、出勤時にひっくり返しておく事が秘訣。これを当然、ネタ持ちの良い、好川産業の宇宙とスミキリ刷毛で塗布したら、保管の良さで現場に「差」が出る。刷毛ムラだけに気をつけて、まんべんなく2回塗布すれば完璧になる。少し気になるところは、3回塗って、3回目は布で拭く...。下地の悪い所は「トノコ」に着色材を混ぜて予め塗っておく...。仕上がりは写真の通り...。オスモやら何やらありますが、未だ、キシラ君に敵うもの無し...。外装に限りますが...。キシラの賞味期限は半年限り。

写真の外壁、キレイな艶消し白で仕上がっているでしょ...これが麻布の中塗り完成時。刷毛にて、茶色の「無機」を上塗りする為の縁取り...。ダメ込みと呼ばれる縁取りは、幅を極力狭く。狭い方がキレイな壁に仕上がる。ダメ込みとロ-ラ-は、願わくば、ほぼ同時進行が良い。上塗りの1回目は「上から下へ」 2回目は「下から上へ」建物の塗り重ねが重複しないよいに...。塗り重ねが将来に色褪せた時に、とても嫌な模様になる...。それぐらい塗膜が重ね合う比率は大切。

3回塗り仕上げの提案をする業者さまが、2回目と3回目の色を変えると言う...。「なんの為に?」着色材をキチンと2回、塗っているからねという証拠の為...。だったら最後の色は、同じ色を塗って4回塗らないと...。上塗りの色を変えるのは怖いこと...。公共の現場は写真仕事、書類仕事。ちゃんと塗りましたと写真で判断つくように、色を変えているだけ...。民間では、やらない方が良い。...う~ん、しかし何か飽きて来ましたね...。こんな麻布のコダワリを云々と...。まぁ、やっぱり辞めときます。どうも自分には合わん(笑)とにかく意味あって、しっかりと施工しております!たまには現場解説ブログ、やって参ります!

木部について(キシラデコール)

昨日のブログでご質問を戴きました。あんまり御丁寧で、お心ある文面でしたので、紳士に私も真剣にお応え申し上げます。麻太郎節で(笑)お仰せの通り、新品の木には確かにキシラデコ-ルをムラ無く塗るのは難しいものです。腹がたつ事もあります(笑)バカヤロ、俺達が下手くそみたいじゃないか!って。クリアーなら問題無いが、着色は、なんで新品では難しいか...。

柔らかいと言われる針葉樹の材木は、ヤワイ箇所に顔料が集中して、めっちゃ濃い箇所と、薄い箇所がハッキリと出やがる...。いわゆるコレがムラ。広葉樹は逆に固くて染み込みが少ない。目も細かいし。「ふし」なんかは、塗料が染み込まへん、ツルツルで(笑)ウエスで拭き取り仕様だったら色自体が抜けるところも出やがる...。だから新品の木は、耐久性も悪い。当たり前じゃん、キシラの規格の塗布量が確保できんのやから...。これを、どう克服するか...。勿論、麻布君は塗装馬鹿やでね(笑)対処方法は心得てござる!それをタダで公開致す!今日も4棟受注して機嫌が良いから仕方ない(笑)あくまでも麻布流やで、ご勘弁を!でも事実やでためになる!方法は二つのみ...。

●「やすらぎ」なる白木用の透明なキシラを下塗りで一回、全部塗る。それからオレンジやら黄色やら茶色の色付きのキシラを2回塗る...。ムラはコレデ無くなりまっせ...。むっちゃ丈夫になりますし。
●もう一つは、沈殿王のキシラは、新品の時から揮発性を高める為にキシレンか何か知らんけども沢山含んでシャビシャビやんか...。缶のフタをトッチまって、晴れた日に4日間ぐらい天日に干しておけばいいよ。余分なものは蒸発して濃度の良いキシラ君が出来上がる。これを塗ればよくとまる。漫画みたいな原始的な話しやがコレ、ホント。以上オシマイ。

簡単ですが麻太郎の答え。参考になりますか?

追伸...忘れてた。キシラ同士を混ぜて規制品以外の色を作れるかとの質問...絶対大丈夫です!混ぜて大丈夫!混ぜて混ぜて混ぜっからかして!

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