付帯部塗装
1.付帯部塗装
お家の塗り替えで大切な箇所は、外壁以外もあります。
みんな、ここをあまりこだわらない。
大事な箇所なのに無頓着な方が多い。
一般的に【付帯部】とは
■破風&鼻隠し
■雨樋
■水切り各種
■幕板
■雨戸&戸袋
■配管等
■シャッタ-BOX…等を云う。
木を見て森を見ず…。
外壁ばかりに気をとられ、外壁だけに特化して、
我が家の大切な家を塗り替えたとて、
後に悲惨な目に遭うのはよく有る話し。
外壁に付帯する、外壁以外の、塗装を必要とする
ところの「耐久性」も充分に考慮しなくてはならない。
氷で作ったジョッキに、生ぬるいビ-ルを入れても旨くは無い(笑)
どうせなら、氷で作ったジョッキに、キンキンに冷えたビ-ルを
注がな意味は無いわね(笑)
ウマイ例え話でしょ(笑)
実に解り易い(笑)
自画自賛の例え。大切なマイホ-ムの塗り替えは、
「外壁」と「付帯部」と「屋根」と「シ-ル」の
【ト-タルバランス】で考えなければならない…。
塗り替えされる人々の為に言っているのです、どうか、
外壁オンリーの考えは捨て去るように願います。
大切ですよ、付帯部の塗装。
壁は綺麗なのに、汚い鉄部を何回見てきたことか…。
付帯部を馬鹿にしてきた証拠そのものです。
昔の宮大工は良く考えたものです。
本物の「職人」とは、完成後のことまでを考える人なんです。
これ麻布の教訓…。
建物を造る時に、どこの「木」を使うか…。
その建物を、建てる「近くの山の材木」が一番、
その家に適しているのだと…。
その山全体の木を材料とし、その山の有る土地に建物を建てる。
これが、最高の長持ちさせる家造りの秘訣なんです。
気候が合う。
気候に耐える土地柄の融合。
気候の違う海外の材木で、
家を造ると四季がある日本では敵さない…。
早くに腐ったり、曲がったりするものです。
海外輸入品の家具よりも、
国産の家具の方が永く使える事は多分にあります。
更に更に大切な秘訣…同じ山の木でも、
南側で育った木を、建物の南側に使用。
北側で育った木は建物の北側で使用…。
コレ、建物を長持ちさせる為の、最高の工夫なんです。
ここまで考慮して始めて「職人」でしょ…?
本当に建物の総合プロデュースが大切なんです。
付帯部の塗装…馬鹿にしてたら、後で泣きますよ(笑)
麻布の顧客様のメンテナンス、
現に一番多いのは付帯部の劣化。付帯部なんです。
悔しいけども、10年間を全く、最初に塗った時の状態を
維持する「不変塗料」は宇宙に存在しません。
塗装でですよ、外部の塗装で。
焼付塗装や、内装や貼り物の話じゃないでしよ…。
批判くらわないように申しておきますが(笑)